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農ing はじめました

サポステ沖縄が地域住民の協力をいただいて実施する「ジョブトレーニング農業」がリニューアルしました。その名も「農ing」。これまでのジョブトレ農業は、耕作、栽培、収穫、販売と言った就農体験の他、サポステ利用者の居場所として、気分転換の場として、生活リズムを取り戻すプログラムとして、多くの方に利用していただきました。

今回のリニューアルでは上記の機能のほか、「もっと楽しく、もっとオシャレに、もっと天然に」をテーマにイベント機能を追加しました。パーマカルチャーの専門家を迎え、cafeイベントや料理イベント、ライブイベントなどなど、たくさんのエンタメ企画が控えています。また、これにあわせて農場の名前が”pono pono villege”(ポノポノビレッジ)に決定!ポノ(=こころ、感謝)ということで幸せな村つくりを目指してゆきます。

さてさて、早速ですが pono pono villege から 農ing の報告を。農-ingでは自然から学ぶ農法=自然農法で野菜などを育てています。人工的な肥料などは使わない体にも心にもやさしいお野菜たちをお世話しています。大地と海から吹く風が植物を育て、私たちの体や心も育ててくれます。これからは冬野菜などの苗を作ったり、苗を植え付ける土を作ったりと、自然農法の基礎を学べる良い時期です。作ったお野菜を収穫し丁寧に袋詰め、タグを付けて自分の手で商品を作ってみる。スタッフを納品先の方と見立てて、納品するまでを疑似体験したりと、社会とのやり取りをも畑で楽しく習得できますよ!「畑作業ってなんだか大変~」という声もはじめは在りました。最近は違います。学校の授業が終わってから駆けつけてくれる子も多くなりました!「オクラ、どこまで大きくなったかなぁ」畑は雑草も抜きません。自然との共生がお野菜を元気にし、守ってもくれるのです。『お野菜を見つける探検!』みたいな場所。これからは作る・収穫するだけではなく、お世話しながらリクリエーションすることも始めます。辛い、苦しい事が楽しみに変わる。作業ではなく、お世話をする。畑で青空教室。体験してみませんか!(担当:Sato)