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令和3年度 集中訓練プログラム 2期生の様子④

10/15金曜日の午後は、インプロの渡辺菜穂先生による演劇ワークショップでした。サポステ隣にある沖縄市民小劇場 あしびなーの舞台上で、様々な表現を学びました。今回は集中訓練生と一緒に、スタッフや基礎訓練生も数名参加。写真をたくさん撮ってくれました。

普段、会話をする時に「相手にどう思われるだろうか」「こんなこと言って良いのかな?」と、色々頭の中で考えながらコミュニケーションを取っているという経験がある方も多いと思いますが、演劇ワークショップでは、“子どもの頃のように好きなことを自由に表現してOK”、”表現を楽しもう!”というテーマをもとに、いろいろなコミュニケーションのワークをしました。

午前中のスポーツで「疲れた」との声が上がりましたが、先生がその声をうまく講座の内容につなげます。皆で大の字に寝っ転がり、先生が流した曲の中、5分ほど瞑想。


瞑想の後はストレッチ。 先ほどまでの疲れが回復し、活動を始める準備が整いました。


ペアで手を重ね、下側の人は相手の目を見たまま、相手にたたかれないように手を上に重ねるゲーム 。みんな一生懸命相手の出方を無言で感じ取りながら瞬時に動きます。


今度は手を重ねたまま一人が誘導した動きに、もう一方が合わせて動きます 。曲に合わせてダンスをしている感じでした。


言葉を使わずにアイコンタクトと体を使って鏡のように同じ動きをしている様子。


相手の動きを読みながら立ったり座ったり。相手に合わせてみたり、振り切るような動きをしてスピーディに動いてみたり。


滑稽な動きしている人もいて、はたから見ると、ダイナミックで笑いあり!相手に合わせて動くことの面白さを体感することができました。


今度はランダムに歩きながら、「ゴー」「ストップ」「クラップ」「メルト」など、誰かが言った行動をみんな同じようにやります。


お互いにかぶらないように声を出すのは難しかったですが、互いの空気を読みながらも、ある流れを「自分の一声で変えられるんだ」「自分の行動は自分で選べるんだ」ということの大切さが分かりました。


たくさん動いた後は、座ってコミュニケーション。隣の人が出したお題に合わせて、その時に思いついたことを自由に話します。


演劇の講座と聞いて、何をするのか想像のできませんでしたが、言語・非言語の両方で相手とコミュニケーションをとる体験が新鮮で、とても勉強になりました。訓練生もスタッフも「楽しかった。いろんな表現の仕方がわかった。」などの声がありました。11月に予定の第二回目の講座も楽しみです。渡辺先生、ありがとうございました!!