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宮本みち子先生講演会 報告

9月2日、那覇市のてんぶすホールにて、沖縄県の子ども若者自立促進事業の一環として、宮本みち子先生(放送大学教授)の「自立の難しい時代を生きる子ども・若者」講演会を主催しました。
当日は一般の方から、支援機関、沖縄県職員、議員の方々など約180名の方々にお越しいただきました。
宮本先生は、わが国で若者のフリーター問題、ニート問題が表面化した1990年代からこの問題に取り組まれ、厚生労働省の委員なども歴任されてきた方で、いわば私たちサポステの生みの親の一人でもいらっしゃいます。サポステ沖縄は、平成19年にサポートステーション事業の前身として全国20箇所でモデル事業を実施した頃から参画していますが、当初より宮本先生には大変お世話になってきました。
今回は、去年平成22年に施行された子ども・若者育成支援推進法にも関する社会的背景、若者の問題の現状、これからの支援のあり方などについて、宮本先生にご講演いただきました。統計や国政の状況から各地での取り組みの紹介、現場の話など、情報満載でした。



当日は、サポステ沖縄やサポステ那覇の利用者の若者10数名もインターンとして頑張ってくれました。慣れないスーツ姿に恥ずかしがりながら、ご来場の方々に元気に挨拶をしてくれていました。ありがとう!

当日はサポステの相談員・事務員も全員参加。宮本先生の話に大変刺激を受けました。
現場で忙しくしていると、どうしても目の前の若者をどうやって助けていこうということだけに集中してしまいがちになりますが、やはり沖縄県内のマクロ的な情報をもう一度整理して見直そうと気持ちを新たにしました。相談員・事務員で調査委員会を立ち上げたいと思います。

宮本先生の講演会全編ビデオ

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