今回は基礎訓練2週目、座学5~8日目の様子をお届けします。
●座学 5日目 スマホルール・施設見学
午前は、スマートフォンアドバイザーの島袋コウ先生に、スマートフォンの上手な活用の仕方についてお話していただきました。携帯電話の各企業が提供するサービスの違いや、アプリゲームなどの中毒性について、ご自身の経験を踏まえた内容に、訓練生もスタッフも勉強になりました。
午後は南城市にある、「一般財団法人ワンネス財団」という依存症の更生施設を見学しました。施設内の見学と合わせて、薬物やギャンブルなどの依存症を克服した方々の過去の体験をお話いただくこともできました。訓練生は、どんなに困難な状況にあっても、変わろうとする意思と努力の大切さ、努力が続けられる環境を選ぶことの大切さを学びました。
●座学 6日目 ビジネスマナー
サポステおなじみ佐喜眞先生に、職場に送る必要書類の送付状と、インターンシップのお礼に関するメールについてお話していただきました。ワークシートを使って、わかりやすく伝えるためのレイアウトや文章の構成の仕方を学びました。
午後も引き続き佐喜眞先生に、名刺交換やお茶の出し方、訪問・来客時の席順や対応の仕方をロールプレーでのご指導をいただきました。訪問する側・される側に分かれ、教わったことを総合的に実践。つまづく部分もあったようですが、訓練仲間同士で楽しくに練習できたようです。
●座学 7日目 パソコン講座・インターンシップの心構え
午前中は、吉田先生に質問しながら、各自のペースでワード・エクセルの練習。時々時間を計りながら、さらなるレベルアップに挑戦しました。
午後は佐喜眞先生に、職場体験に向けてお話をいただきました。インターンシップは参加する側だけでなく、受け入れ側にもミスマッチを減らせるなどのメリットがあること、仕事はPDCAに沿って進めるとよいことや報告・連絡・相談の重要性を学びました。
●座学 8日目 VIA・消費者トラブル
今後の就職活動に向けて訓練生に自分の強味を発見してもらおうと、サポステ沖縄の酢谷さんによるVIA講座を実施。VIAについて説明後、専用サイトで120の質問に答えてもらい、出てきた24項目の強味について内容を読んでもらいました。意外な結果に驚きながらも、内容が腑に落ちた人も多く、強味の中でも下位にある強味をどう引き上げたらいいのかについても学ぶことができました。
午後は、沖縄市役所の市民生活課 前川さんに、消費者トラブルについてzoomでお話していただきました。食べ物や日用品を買うなど、私たちが日常で行うことの多くが「契約」に基づいていることを学びました。また、詐欺の事例についても漫画のついた資料も参考になり、何かを「契約」する際の記載事項はしっかり確認することの大切さが理解できました。