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令和3年度 集中訓練 担当スタッフの想い

こんにちは、酢谷です。

10月から始まった集中訓練。季節も夏から秋になっていき、朝晩は涼しくなってきました。

集中訓練は2期生。自分にとって集中訓練を担当させてもらう初めての訓練。

 

今回の訓練が始まるまでに、平良さんと沢山話し合いながら、今回の訓練に参加。

訓練生に何を感じ、何を得て欲しいのかを考え、2か月の訓練のプログラムを考えました。

 

自分らしく。楽しんで。

 

そんな時間を訓練生には沢山感じて欲しいと想いを込めていました。

就労に向けての訓練の時間。それはこれからの人生を、仕事に就くことだけが目的ではないし、仕事に就くことだけがゴールではないと思う。

仕事に就いてない今の時間も自分の人生であるし、仕事に就いてからも人生の始まり。

今日という日から、これから歩んでいく自分の人生をどうデザインしていくかは今の自分で決められる。例えると、自分の前に真っ白いキャンパスがあって、そのキャンパスに自分が自由に描きたいように描いていける。

自分には自分の人生を歩む権利があるし、力がある。

しかし、そのことを今まで考える時間や、一緒に考えてくれる相手がいなかった人もいるかと思います。

そんな時間を集中して、自分の為に使える時間が、集中訓練であると考えています。

 

訓練初日、入校式。

皆、緊張を感じている。これからの期待する気持ちや、不安な気持ち。

色んな感情を感じながら、訓練が始まったかと思います。

 

人生の中で沢山の感情を感じながら生きる。それはとっても幸せなことなんだろうな。と入校式の訓練生をみながら思いました。

この限られた2か月の期間。彼等、彼女等と過ごせる時間を大切なものにしよう。

訓練が始まり、

ビジネスマナー・PC講座・発信力UPトレーニング・スポーツ・就職活動・インプロ・グループワーク・資格取得講座



 

沢山の訓練が毎日の中で行われ、自分を知り、共に学んでいる相手のことを知り、少しづつ、少しづつ、緊張や不安から、訓練中、楽しそうな笑顔や笑い声。安心を感じてくれるようになってきてくれました。

訓練生とサポステ職員も交流を深めていく中で、訓練生が心を開いてくれることもあります。

今までの私のこと、僕のこと。今の自分をどう感じるのかなど話してくれます。

傷ついた経験・楽しいこと・嬉しかったこと・好きなこと。

でも、自分の内側で感じていることを話せたとき、ホッとしたり、楽になったりします。

自分の気持ちを自分以外の人に話すことって勇気がいることがあったり、恥ずかしかったり、怖かったりする時ってありますよね。

それってとても素敵なこと。

特別なことをして何かを得るんじゃなくて、ありのままの自分でいるだけで得られるものは財産です。

特別なことをしなくたって、もともと自分自身の存在が特別なんだから。

それに気づけたとき、生きたい人生のリソースになると思っています。

訓練が始まってもうすぐ1カ月。集中訓練も残り1カ月。

2か月ってあっという間。

残りの時間、訓練生も私も大切な時間を一緒に感じながら歩んでいきたいと思う。